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長寿大国

日本は世界で一番の長寿大国らしいのですが、この長寿について考えていきたいと思います。

2013年での平均寿命は男性約80歳、女性87歳。

私が記憶していた平均寿命は男性が79歳だったはずですので、順調に平均寿命を伸ばしているみたいですね。

ただここで注意しておかなければならないのが、平均寿命の意味

よく勘違いされているのが、今現在生きている方が男性約80歳、女性約87歳まで生きられるということではなく、2013年に産まれた子どもに社会情勢の変化がないと仮定した場合の寿命です。

あと何年生きられるのか、それは2013年時点で80歳の男性約9年、女性約12年。

恐ろしいほど長生きですね。

私は長生きすることは当然良い事だと思いますが、それは健康体であることが必須だと思います。

最近は健康寿命なんて言葉がありますがまったくその通りで、何年も認知症のうえ寝たきり…

親戚の祖母がこの状態でして、ご飯は食べられずにチューブから栄養を与えられ、実の弟さえ分からなくなり、ベッドの横で弟さんが泣いているのも理由がわからず『なぜ、この人は泣いているの?』と聞いてきます。

この姿を見て長生きすることの意味を考えさせられました。

いろんな生き方があると思いますが、最後ぐらいは自分の意見を尊重させてほしいと思いますが、現行法では無理でしょう。

そして実家の祖父も認知症が出てきました。

返事が曖昧になっていき、顔つきが変わっていき、今はお風呂やトイレさえも難しくなってきました。

当然一人で留守番をさせることは危険なので出来ません。

そこで母がパートを辞めて面倒をみることになりました。

辞めるまで母がパートの日は私が1日見ておりますので、明け方に作業を集中させております。

そのせいもあって超朝方人間へと変わってしまい、夜21時を回ると眠いという(´・_・`)


施設に入れると毎月20万円弱、年間で240万円もどうやって捻出出来るのでしょうか。

普通の方でしたら何とかなるのでしょうけれど、実家の祖父は諸事情があり金銭的にも精神的にも負担が大きい。

ちなみに母方の祖父も去年祖母が亡くなってからは、会う度ストレートにお空のお星様になりたい(とても柔らかい表現に変えております)とばかり言います。

平井家にも高齢化の波が押し寄せ、こんな現実を目の当たりにしてどうしたら毎日笑顔で笑っていられるのでしょうか



と思いきや、母は今もリビングでテレビを見ながらバカ笑いをしておりますので一安心♪( ´▽`)

しかし、母が倒れたら私もかなりの制限を受けますので、そうなったら…想像出来ません。

以前からショッキングなニュースもありました介護問題、気持ちがとてもわかります。

『行政は何もせずたらい回し、昔からそうだ。』
母方の祖父が役所勤めでしたのでいつも言われます。

私はどうやって死んでいきたいか、死について考える事は生きる事を考える事だと思いますので、私は死についてタブー視しません。

今が永遠に続くわけでもなく、必ず誰しも衰えていく。

人生の中で今が一番楽しいですし、来年も同じ事を言っていると思います。

そんな生き方をさせて貰えているという事のありがたさを感じながら、明日も畑に向かいたいと思います( ̄^ ̄)ゞ


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