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虫害の原因

先月収穫を終えた白菜ですが、虫害がほとんどなかった畝と、虫害が酷かった畝がありました。

この違いを数値から見ていきたいと思います。

まずはほとんど虫害もなく収穫できた畝ですが、問題がなかったので写真を撮る機会がなくて、変な虫が付いていたのを撮ったこの写真ぐらいしかありませんでした。


ホームページの野菜ページ用の写真すら忘れたほどです(。-_-。)

次に虫害が酷かった畝がこちら。


さすがにこれには虫害恐るべし!と思わざるを得ませんでした。

まず問題なかった畝と、問題有りの畝は距離にして10mもないぐらい。

どちらも水捌けは極悪なので、数値に出すまでもない。

土壌をみると問題有りのほうがよりゴロゴロしている

そしてECを測ってみると面白い結果が出ました
※ECとはなんぞやという方、簡単に言うと今この土にはこれだけ肥料が入ってますよ、を数値化したもの。

問題有り畝のEC値が、問題ない畝の3倍以上高い

細かい成分を測ったわけではないので、想像の域を脱しませんが、チッソ過剰がアブラムシの大量発生を招いてしまったと思われます

なぜチッソ過剰でアブラムシがくるのかはまた別の機会に書いていきます。

アブラムシが大量発生した畝の横で、不織布に大量のテントウムシの幼虫が‼︎

土壌成分の偏りがアブラムシを呼び、それを目的にテントウムシが大量発生。

一つの畝をエサ(犠牲)にして益虫パラダイスを作ることも可能…

だから他の作物にはアブラムシが少なかったのか(と勝手に思っております)!



最初からアブラムシの発生を抑えれば良いだけの話ですね(´・_・`)


というわけで土壌におけるチッソ過剰がどのような結果を招くのか自分の目と数値で確認できたのは良かったです

ちなみに問題ない畝を3、4つ測ってみましたが、ECの値からみるとほぼ肥料がない状態でした。

想像した通りの数値に安心♪( ´▽`)




そしてこれから頑張ってもらわねば困る夏野菜の一つ、シシトウですが最初にできたものはどれを食べても「なんじゃこりゃ‼︎」とどれも激辛で食べれたものではありませんでした。

6月出荷リストから除外しておりましたが、本日食べたところ「なんじゃこりゃ!」



辛味などどこにもなく、満遍なくいろんな株のを食べてみたのですが辛いのには一つも当たらず。



原因としては水分が少なかったことが考えられますが、生育初期は辛味が出やすいのでしょうか。

味も問題ないので、これから本格的に出荷出来そうで安心しております( ̄^ ̄)ゞ

あと心配なのはナス

今月末には何とか収穫したいけれど、どうなることやら。

まだまだ不安は尽きません。

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