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農地探し

新規就農者にとって一番の悩みとなる農地探し

私にとって農地探しは、とてもスムーズに終えることが出来ました。

新規就農する前にはいろんな情報から、農地を借りることがとてつとなく難しい事だと覚悟をしていたので、ここまでスムーズに事が進むと思っておりませんでした、嬉しい誤算です。

そんな流れから本日の利用権設定の契約に臨みました。

今回は農地中間管理機構を利用することはなく、JAが間に入り契約となります

なぜJAが入ってくるのかと疑問に思いましたが、それにはまたややこしい理由があり、農地中間管理機構を利用出来るのは農地を持っている、農家として認定された者しか利用ができないとのこと。
その後、県側の話によると中間管理機構も使えるみたいです。(実際使っている人がいる)
私の場合はJAがもともと管理しており、JAを通した方がやり易いという意味合いだったんじゃないかな?とは言われました。
私としては「そういうことか…」と相変わらずの農政だなと感じましたけど(。-_-。)



こういった理由から私は農地中間管理機構を利用出来ません。

そこで私のような新規就農者には、JAが地主から農地を借り入れ(地主に給付金?が支払われます)、私はJAから農地を借りるという流れです。

私に金銭の負担は一切ないので、そこはとても助かりました。

そして農地中間管理機構と今回私が利用する制度で共通する、借り手にとっての問題点ですが、10年(以上)の契約を過ぎたらそこで契約はリセット

そして再度農地を利用したい場合、一から契約をし直す必要があります

以前は契約期間を過ぎたら地主と借り手で協議の末、更新するしないを決定。

ここが気になった点です。

しかし、間に行政やJA等の第三者が入ることによって、貸し渋っている地主にとって、一定期間後に必ず返還され、その間は定期的に給付金が貰える。借り手にとって農地獲得の敷居が低くなったのは間違いありません

ただ、以前にも言いましたが(コチラを参照)農地を買いたい人にとってはより困難な時代になりましたね。

地主にとって、まず手放すメリットはありませんから

お陰様で農地もスムーズに借りられると思いますが、このような制度が今後どのように変化していくのか楽しみです。

そしてJAの方からこの制度の説明を丁寧にしていただきましたが、その方をJAということで色眼鏡で見ていました…

が、こんな私の質問にも丁寧に答えていただき、私の今後のアドバイスからフォローまで、その姿勢からとても熱い思いを感じる事が出来ました

私の「有機農家はお金になりませんよ。」という言葉にも、『そんな目先のことばかり考えていてはいけない、もっと先のことを考えていかなくては生き残っていけない!』という返答。

その方は中途で入ったというのもありますが、私の知るJA職員ではありません

一生懸命な人の言葉は心にすっと入ってきます。

皆さんが私に成功するよう一生懸命いろんなことを考えてくれていますので、その気持ちがとても嬉しいんです。

久しぶりに熱い気持ちにさせてもらいました




ありがとうございます(^_^)v



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