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農地中間管理機構

青年就農給付金(経営開始型)の打ち合わせで多治見市内にある東濃西部総合庁舎へ行ってきました。






今回は青年就農給付金の話…









ではなく、農地中間管理機構の話をしたいと思います。





一般の方に農地中間管理機構と言っても知らない方が大半だと思います。



農地中間管理機構というのは簡単に言うと貸し手と借り手の仲介をしてくれるのですが、これがまた突っ込みどころ満載でして。



まず土地を貸した人に対するキャッシュバック(補助金)が発生します。





農地を持っていれば借り手を中間管理機構が探してくれて借り手からは(契約によりますが)賃料を貰え、国からも補助金が貰えるという(貸し手には)美味しい制度。



これなら農地をより手放さなくなり農地を売る人はまずいなくなる。



新規就農者は土地を買うことが(現実問題)できずにずっと借り続けるしありません。



契約期間満了で基本的には借り手に返却することになる。



結局、今回の制度によりマイナスの面の方が大きいと思います。



この制度を知っているのと知らないのでは交渉の内容が変わってきますよね。



農地ということで固定資産税はかなり優遇されているのに、売るときには普通の土地と同じような価格で売ろうとしますし…



農地利権と言ってもいいぐらいの待遇。





農家の方々、いろいろと書いてしまいましたが気分を害されたならすみません、非農家出身としての嫉みですので気になさらずに(´・Д・)」





真面目な話、日本が変わるには(若年層にとって)外圧しかないでしょう。








話は変わりまして、新規就農者の中には金利0パーセントの借入金の話を行政側からされたことがある方もいらっしゃると思いますが、うまい話には必ず裏があります。



何と延滞すると利息の金利が途端に跳ね上がります



金利0パーセントだからといって簡単に借りて少しでも焦げ付くともう終わり



具体的は数字は出しませんが、かなりエグいです







最後はまた補助金の話です。



ハウス購入のための補助金制度が来年からできるらしいのですが、特定の団体が一括してリースを組むことによって実質ハウスを4分の1の自己負担金で立てることができるという制度。



もちろん誰でも利用できるということではなく、まずは特定の団体に所属し、多治見駅裏にある直売所で野菜を売ること



それにもいろいろと本音と建前がありまして、これ以上詳しいことは…





今言えるのは負担の割合が県が4分の1、JAが4分の1、市が4分の1ということぐらい。





その他にも補助金が色々とありまして、(他の国は知りませんが)本当に凄い国だなと感じました。





最近の動向としてJAの取り巻く環境が大きく変わりつつあるので、あの手この手で何やらJAも考えていると思います。



最近見た農業を取り上げた番組もJAは素晴らしいの一辺倒でしたしね。





















最後に一言、農地を持っている方が羨ましい\(^o^)/

※今回のブログの内容で間違いがありましたらご指摘下さい。

訂正致しますのでm(_ _)m
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無題

お久しぶりです。西宮の荒木です。

同じような話を今日研修先の農家さんと話をしていました。そこの人も非農家出身なのでやはり農地や作業場などの環境的なモノに関しては苦労をされたようです。

固定資産税が優遇されているということは、その農地を運営しなさいということだと思います。管理運営できない農地は国や自治体に返還し、新規就農者や農業法人に売却するか、貸出してほしいですね。

補助金の話気になります。
できる限り頼りにしないようにしたいとは思ってますが、ある程度は利用したいであろう制度もあるので、詳しく聴きたいところですね。
  • 荒木
  • 2014/11/22(Sat)20:50:23
  • 編集

無題

お久しぶりです。
このままなら有能な方は、どんどん海外に活動拠点を移していくのではないでしょうか。

私個人の考えでは、補助金を使うことへの抵抗はないです。
目的がビジネスとして成り立たせることなので、それが補助金によって早くなるぐらいの違いだけです。

お互い頑張りましょう(^_^)v
  • 平井
  • 2014/11/23(Sun)17:48:10
  • 編集